お忍びビーチリゾート?

 バンセーン、チョンブリ、シラチャ、パタヤ、ラヨンとタイ湾の東側は比較的ポピュラーな遊び場が点々としていますが、西側は今ひとつ盛り上がりに欠けます。私が勝手にそう思っているだけかも知れませんけど、やはりモーターウェイの登場で東側の方が断然交通の便がよくなってしまいましたものね。

 そういうわけで今回はややマイナーな西側の近場ペッブリ県内のビーチの中でも、これまた一際マイナーなビーチのご紹介です。

 ペッブリ県にはチャアムというパタヤに負けないくらいの(負けてるか)賑やかなビーチがあるんですね。これは地球の歩き方「タイ」にも載っているくらいですから相当メジャーな存在です。その次がチャオ・サムランですね。左の地図でも、この二つの場所には「ビーチ」のマークが示されています。

 ちょうどこの二つのビーチの間にプク・ティアンというビーチがあります。ここがまた結構マイナーなビーチで面白いんですよね。ついこの間までは何だか場末の海水浴場(よくわからない例えですいません)みたいな雰囲気だったんですが、ここに可愛いバンガロー群と綺麗なレストランがセットで出来たんです。

   

 はい、これがバンガローです。担当のオネエサマに聞いてみたら、シングルが1,600バーツ、ツインが2,000バーツ、スイートが4,000バーツ、と結構お高いこと言うんですよ。これならバンコクで4つ星のホテルに泊まれますよ。ここは田舎の掘っ立て小屋みたいなもんですよ、新しいだけがとりえの。まあ一応話だけ聞いて「ウン、今日は着替えも海水ツンパも持ってきてないからサ、今度お泊まりに来るね。」って言ったら「ホントに泊まるなら30%OFFだよ!」ですって。ホントも何も無いでしょうにねぇ、まったく。全室エアコン付きですのでやや高めの価格設定なんですかね。

  

 こちらが隣接したレストラン。昼時でしたので試しに色々頼んでみました、が、まぁ普通ってとこですかね。可もなく不可も無いというか。その一方、沢山いるウェイトレスのコ達がまだ不慣れみたいで楽しかったです。ちょっと不遜な言い方になってしまうかも知れませんが、”楽しかった”ということはタイ語でからかったりお話出来たりするからのことで、まったく言葉が通じないと「コイツら何やってんだ?!」ってなことになるのかも知れません。「このヒト日本人だよね。お箸を出した方がいいかな?」とかひそひそ話をしているのも解ればこそ、「ボクはお箸使えないんだよね。」とかチャチャを入れられるわけで、そうでないと「コイツらおしゃべりばかりしているな。」ということで終わってしまうかも知れませんものね。

  

 さてさて、こちらがまわりの景色です。海を見に来るのは楽しいですが、まあ特別どうってことはありませんよね。このプク・ティアンの魅力は何と言ってもマイナーなところです。今回見に行った時も、金曜日だったんですが二組しかお客がいないとのことでした。一応チャアムにも行ってみて、沢山並んだおみやげ屋さんを冷やかして見るけど、泊まりはプクティアンにしてみよう、というのもいいかも知れません。あと、いわゆるひとつの「お忍び」ってヤツには最適かも知れませんよ。<テラワダ>

夕立の後、海に虹が架かりました。

☆連絡先 Puktian Cabana Beach Resort  TEL 032-443-144...145

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