パック・クレット

 今回は仕事の帰りにちょっと寄っただけという極めて簡単なレポートです。ドンムアン空港から車で20分くらいの所にパック・クレット(PAK KRET)というチャオプラヤ河沿いの船着き場があります。地図を見て頂くとおわかりのように、ここの対岸は島というか中州のようになっています。地形から見て、おそらく人工的にチャオプラヤ河をショート・カットしたものと思うのですが、自然なのか人工なのか何人かのタイ人に聞いても、「昔からある。」と言うだけで真相は解りませんでした。ここの中州には橋が架かっていないので自動車が無いのだそうです。ですから移動手段はバイクか自転車ということになります。

   仮に自動車を持ち込んだとしても、ドンムアン空港の半分ほどの広さしかない島ですから、あまり意味が無いかも知れません。それに島から出入りするたびにお金がかかってどうしようもないでしょうね。

 島自体はバンコク郊外の普通の場所ですから、何も特別なことは無いのですが、河沿いにレストランが沢山あり、トラディショナルなお菓子などのお店が沢山集まっているので遊びに行ってみたら結構楽しいでしょう。また、ここの渡し船はバンコク中心部の通勤型の渡し船とはちょっと違って、年代物の船が使われていますので、空港で2時間くらい空き時間があったら船着き場とその周りの市場などの写真を撮りに行くだけでも面白いと思います。

 最初に書きましたように私が行った時は仕事の帰りで、もう6時を回っていましたので、仕事帰りの人達がたくさん行き来していました。最初の写真は、渡し船が運航しなくなる夜8時以降に活躍する乗り合いタクシー、最後の写真は船着き場前の市場のあたりです。<宮之井>

        

メニューページに戻る

[PR]動画